私のところにいらっしゃるクライアント様は、コーチングにご興味をたれる方や、ご自分のことについて深く向き合いたい(向き合ってみたい)という方が多いのですが…日頃から感じているのは、せっかく深く向き合った自分自身を素直に伝えるシーンがあまりにも少ないということです。
新規のご相談やカウンセリングの後に「たくさん聴いてくださってありがとうございます。心地よくてすっきりしました！」と仰って頂くことが多く、また、連載しているコラムの感想でも「相手に伝えることに苦手意識を持っています」とご感想をいただくことが多々あります。

自分の気持ちを伝えられない環境なのか、自分が伝えないだけなのか、はたまた伝え方がわからないだけなのかは、それぞれの方によって違うので一概にはわからないのですが…自分の素直な気持ちを吐き出せる場所があまりにも少ないのでは？と感じてはおります。

海外では「自分のケアは自分でするもの」という考えが当たり前のようにあるのですが、どうしても奥ゆかしさが美徳である私達日本人は、まずは「相手」の気持ちやケアを優先してしまいがちですよね。

私も、以前は自分の気持ちやケアは伝えなくても分かってくれるだろう…と思って過ごしてきましたし、相手の気持ちに振り回されすぎた時期もあるので気持ちは本当によく分かるのですが、しかし残念ながらそれで幸せを感じる事が私はありませんでした。
その頃はいつも環境や状況「どうしてわかってくれないの」と相手の所為にし、ただ自分が傷つかないように自分を守っていただけ…だということに気が付かなかったのです。【自分でしか自分を幸せにすることはできない】この本当の意味に気が付くまで長く時間を費やしてしまいました。

リリバリのクライアントさまには「自分で決めていいんですよ」ということと「いつもあなたのこと、あなたの決断を応援しています」ということを常にお伝えし、クライアント様の可能性の幅を広げ、選択肢を増やしお手伝いをしております。

クライアントさまから「いつも背中にそっと手を当てられるそんな温かいサポートをして下さってありがとうございます。」とお伝えいただいたことがあり、クライアント様たちの状況、環境、活動は様々ですが、そんな風にこれからも皆さまのサポートを続けて参りたいと思っています☺


自分でもやろうと思っているときや、やんなきゃ！と分かっているときに「やりなさい」とか「こうした方がいい」と言われると途端に「そんなの！言われなくても分かってる！」とやる気ってなくなるものですよね。

自分の人生をどう動かしていくのか、どう生きたいのかを決めるのは他でもなくあなた☺

このブログを読んでくださっているあなたが、ゆっくりでも前に進めることを心から願っております。