【仙台結婚相談所ブログ】成婚者が語る「婚活をやめたくなった時のこと」
「もう無理かも」「これが最後って思ってきました」
カウンセリングの時、涙ながらにそう話してくれた彼女は、30代後半のとても優しい女性でした。
何人もお見合いをして、何度も期待して、でもうまくいかずに終わってしまう。
「自分だけが取り残されている気がして、もう心がついていかないんです…」
彼女はそう言って、ポロポロと涙を流しました。
でも私は、その涙の奥に、ずっと“誰かを大切にしたい”って願い続けてきた彼女の想いが見えました。
ただ、その優しさが時に「遠慮」や「我慢」に変わってしまっていたこと。
それが、うまくいかなかった理由のひとつだったんです。
そこで私たちは、婚活を「続ける」ためではなく、
「心が安心できる形に整える」ために、まず彼女の心を大切にすることから始めることにしました。
コーチングで整えたこと
🔸 自分の気持ちを我慢しないで伝える練習
🔸 「どう思われるか」ではなく、「自分がどう感じるか」を大切にすること
🔸 どんな自分も、ちゃんと愛してあげる許可を出すこと
すると、表情が少しずつ柔らかくなっていき、
「すごく、すっきりしました!実はもっと簡単なことなのかもしれない…」と笑ってくれるように。
数ヶ月後、彼女は「この人と話していると、自分を偽らなくていいんです」と、
心から信頼できるお相手と出会い、ご成婚。
今では小さな命を授かり、幸せなご家庭を築いていらっしゃいます。
「もうダメかも」と感じたその先にも、ちゃんと“出会い”は待っています。
婚活は、がんばり方を変えると、ちゃんと結果が変わります。
そして、誰かと出会う前に「自分自身」と出会い直すことが、
本当に幸せなご縁への近道になるのだと、私はたくさんのご縁を通じて学ばせていただいています。
私もかつて、恋愛や人間関係にたくさん悩んで、自分を責めて、苦しかった時期がありました。
うまくいかないと「自分に何か足りないんだ」と感じたり、「もっと頑張らなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」って、いつも気を張っていました。
でも、どんなに頑張っても、大切にされている実感が持てなかったり、逆に都合よく扱われたり、思いが伝わらないもどかしさに、何度も心が折れそうになっていたこと、今でも鮮明に覚えています。
そんな私が“自分らしく生きること”の大切さに気づけたのは、結婚してからコーチングに出会い、
「まずは、自分の心を大切にしていいんだ」って思えるようになったからです。
もし、あの頃の私に伝えられるなら、「あなたが悪いんじゃないよ」って、そっと抱きしめてあげたい。そして、頑張りすぎてしまうあなたにも、今、そう伝えたいです。
誰かに愛されるために、自分を変えなくていい。
あなたらしさは、きっと誰かの宝物になるから。
どうか、優しいまま、強くなって。
あなたの幸せは、ちゃんとこれから見つかるから。
無理に笑わなくていい。
誰かに頼っていいんです。
コーチングで、ただ話すだけで心がふっと軽くなることがあります。
あなたの婚活が「頑張るだけの時間」から、「幸せを感じながら進む時間」に変わるように。
私はそのお手伝いをしています。




